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分娩中の付き添いと出産後の付き添いについて

陣痛発来で入院してから出産までの間、信頼し安心できる人に付き添っていただいた方が、分娩も順調に進みます。そのため分娩の進行中はご主人やお母様など、いくらか甘えることのできる方に付き添っていただく事は望ましいことです。ですから分娩が進行中であれば、夜間でもお母様なども入院室で過ごしていただくことができます。ただ、分娩中の付き添いの人数が多いと、産婦さんが気を使い疲れてしまいますので、注意が必要です。

 出産後の入院期間中は母と子の絆を強くする時間であり、また医療スタッフの見守りの中で、新しく母親となった女性が育児に慣れる時間でもあります。自分の母親の庇護を離れ、生まれてきた赤ちゃんの母親として成長し、自立するための重要な時間です。ここでお母様(赤ちゃんの祖母)が付き添われますと、可愛さのあまりつい世話をやき過ぎてしまいます。

 赤ちゃんは産後の最初の24時間は子宮内とはまったく違う子宮の外の世界に適応する時間であり、あまり泣くこともなく、多くの時間を眠って過ごします。ですから、出産直後からの母子同室でも、皆様それほど困る事なく過ごされています。

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